秋田市で毎年開催される「竿燈まつり」は、日本の伝統と美しさが融合した夏の祭典です。
竿燈の輝く演技と神秘的な雰囲気が特徴で、夜空を舞うその姿は見事です。
このブログでは、竿燈まつりの見どころや日程、アクセス方法、駐車場情報を紹介します。
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秋田竿燈まつりとは
秋田市で毎年開催される夏のお祭り、「秋田竿燈まつり」は厄除けや五穀豊穣を願います。
「秋田竿燈まつり」は「眠り流し」とも呼ばれています。
この祭りは明治時代に「七夕」とか「竿燈」として知られるようになりました。
現在の祭りは、4日間行われ、長い竹に御幣(ごへい)を取り付け、その下に数十の提灯を吊るした「竿燈」を操る「差し手」によるパフォーマンスが披露されます。
竿燈をバランスよく移動させながら、差し出し手の手のひら、額、肩、腰で独特の技術を見せます。
太鼓や笛で構成される囃子方の演奏を競う「昼竿燈」 と、大通りで約280本の竿燈がに集う「夜本番」も行われます。
特に「夜本番」では、竿燈がの揺らめく様子が夏の風物詩となっています。
竿燈まつりは「秋田の竿燈」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
この祭りはかつて七夕の「眠り流し」として始まり、秋田県湯沢市の「七夕絵どうろうまつり」も七夕の行事の一つです。
竿燈に関する文献には、寛政元年(1789)年の記録に、竿に提灯をつけて町を練り歩く様子が記されています。
見どころ
竿燈
竿燈の先には御幣が取り付けられ、それ自体が特別な神聖な灯りとなります。
竿燈には「幼若」「小若」「中若」「大若」の4つのサイズがあります。
特に大若は高さが約12mで、重さが約50kgあり、46個のもの提灯が吊られます。
これらの提灯は、一つ一つが職人によって手作りされており、それぞれの町ごとに縁起物などの町紋が描かれています。
竿燈の御幣は、7日の早朝に災厄流しとして、旭川に流されます。
竿燈囃子
竿燈まつりの囃子は、太鼓と笛で、時に鉦が加わります。
竿燈の「差し手」は男性限定となっていますが、「囃子方」には今では多くの女性が参加するようになっています。
夜本番
夕暮れのイベント、通称「夜本番」が最も注目されます。
竿燈が通りに集まり、約60分間の見事な演技が披露されます。
立ち上がる瞬間の美しさは特に見ものです。
演技中は、「ドッコイショー、ドッコイショ」という掛け声で、竿燈のパフォーマンスが盛り上がります。
2024年日程
8月3日(土)~8月6日(火)
会場・スケジュール
夜本番:竿燈大通り
8/3~8/6
18:15 交通規制
18:50 竿燈入場
19:15~20:35 竿燈演技
21:00 終了(交通規制は21:30まで)
〇昼竿燈:妙技会・エリアなかいちにぎわい広場
8/4~8/5 9:00~15:40
8/6 9:20~15:00
会場案内
(秋田竿燈まつり公式サイトより引用)
アクセス方法
〇JR秋田駅から徒歩約15分
〇車:秋田道秋田中央ICから県道62号線経由10km約15分
駐車場
竿燈まつり開催中は、無料駐車場が用意されます。
ただし、台数に限りがあります。
まとめ
秋田市で開催される「竿燈まつり」は、伝統的な夏祭りで、竿燈の美しい演技が魅力です。
大きな提灯が集結し、パフォーマンスが幻想的な雰囲気を醸し出します。
なんといっても「夜本番」は必見です。
祭りは4日間開催され、竿燈の巧みな演技や太鼓や笛で構成される囃子方の演奏が楽しめます。
ぜひ、夏の秋田市に訪れて、「竿燈まつり」を楽しんでください。
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