山鹿灯籠まつりは、熊本県山鹿市で毎年夏に開催される美しい光の祭典です。
灯籠が街中を彩り、幻想的な雰囲気が広がるこの祭りは、多くの人々に愛されています。
本記事では、山鹿灯籠まつりの魅力と見どころをご紹介します。
Contents
山鹿灯籠まつりとは
熊本県山鹿市に鎮座する大宮神社の礼祭です。
山鹿灯籠まつりの由来は、濃霧に進路を阻まれた景行天皇のご巡幸を、山鹿の人々が松明を掲げてお迎えしたこととされています。
山鹿市には、神社仏閣やお城などをかたどって、手すきの和紙と少量の糊だけでつくられる国指定伝統工芸品「山鹿灯籠」が伝えられています。
なかでも一般的なのが金色の金灯籠であるが、16日には各町内が大宮神社に和紙の細工物を奉納します。
灯籠踊りは浴衣姿で頭に金灯籠を載せた女性たちが「よへほ節」の調べにのせ、艶やかに舞い踊ります。
クライマックスは特設会場で行われる圧巻の「千人灯籠踊り」で、幾重にも重なる灯籠の灯りの渦がつくりだす幻想的な雰囲気が見どころです。
山鹿灯籠まつりの魅力
灯籠踊り
ゆったりとした情緒漂う「よへほ節」にのせ、金灯籠を頭に掲げた浴衣姿の踊り子たちが優雅でしなやかに踊ります。
踊り子が市内を踊り歩く灯籠踊りや、大宮神社境内で山鹿灯籠踊り保存会が一糸乱れぬ舞を奉納する奉納灯籠踊りがあります。
上がり灯籠
2日目夜に各町から大宮神社へ灯籠を奉納する神事。
灯籠を担いだ町衆たちの「ハーイとうろう」の勇ましい掛け声が響き渡ります。
この神事が祭りの根幹になります。
千人灯籠踊り
小学校のグランドに櫓を建てた特設会場で開催される2日目夜の千人灯籠踊りは祭りのハイライトです。
山鹿市内在住の参加者約800人と市外からの参加者約200人で構成されて、全員揃いの浴衣で櫓を中心に渦のように流れ、櫓では山鹿灯籠踊り保存会のメンバーが優雅に舞い踊ります。
千人灯籠踊り特別観覧席チケット
令和6年6月17日(月)からインターネット及びコンビニ店頭で販売されています。
スケジュール
日時:令和5年8月15日(木)・16日(金)
(引用:山鹿探訪なび「山鹿灯籠まつり」ウェブサイトより)
イベントマップ
(2024山鹿灯籠まつりリーフレットより引用)
アクセス方法
新幹線
九州新幹線「新玉名駅」→「山鹿温泉行」のバスで約50分「山鹿バスセンター」下車
車
菊水ICから県道16号線経由で約10km
臨時有料駐車場もありますが、交通規制区域外で予約しておくのもおすすめです。
混雑状況
昨年の山鹿灯籠まつりは4年ぶりの開催でした。
「千人灯籠踊り」も4年ぶりでした。
中止前は10万人以上もの人出があったそうですが、昨年は4年ぶりの開催ということもあり、2日間で約13万人の方々が来場したようです。
「千人灯籠踊り」の踊り手の募集も終了していますし、「千人灯籠踊り」特別観覧席チケットの販売も残りわずかとなっているので、今年も混雑は避けられないでしょう。
15日は花火大会、16日は千人灯籠踊りと両日とも目玉になるイベントがあるので、終了後は混雑するので、時間に余裕を持って楽しんでください。
また、夜のイベントなので足元にもお気を付けください。
まとめ
山鹿灯籠まつりは、熊本県山鹿市で開催される伝統と神事が結びついた夏の風物詩です。
山鹿灯籠まつりに訪れると、幻想的な光に包まれた風景と伝統文化の魅力を堪能することができます。
山鹿灯籠まつりへの訪問をおすすめします。
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