最近、「0800-700-5152」というフリーダイヤルからのしつこい着信に悩まされていませんか?
スマホや固定電話に繰り返しかかってくるこの番号、一体どこから、誰が、何のためにかけてきているのでしょうか。
今回は、この謎の番号の正体や、実際に電話を受けた人たちの体験談、安全な対処法までを徹底解説します。
迷惑電話から自分と家族を守るために、ぜひこの記事を参考にしてください。
Contents
「0800-700-5152」からの着信、その正体とは?
最近よくかかってくる謎のフリーダイヤル
最近、「0800-700-5152」という番号から突然の電話がかかってきて驚いた、という人が急増しています。
スマートフォンや固定電話に何度もかかってくるこのフリーダイヤルの正体が分からず、不安になる人も少なくありません。
この番号の正体を調べてみると、意外な事実が見えてきました。
「NTTフレッツ」と名乗るけれど本当?
この電話、どうやら「NTTフレッツの回線についてご案内しています」などと名乗ってくるケースが多いようです。
しかし、注意が必要なのは、実際にNTTの社員からの連絡ではない可能性が非常に高いということ。
多くの場合、NTTと関係のない代理店、もしくはそれすら名乗らない営業業者が発信していると考えられます。
インターネット上の口コミで見えてきた実態
ネット上では、この番号について多数の報告が上がっており、「しつこく電話が来る」「会社名を名乗らない」「聞いてもすぐ切られる」など、ネガティブな意見がほとんどです。
特に、同じような時間帯や何度も電話がかかってくるなど、共通したパターンが報告されています。
電話の内容は「光回線の案内」ばかり?
内容は主に「お使いの光回線について…」や「今ならお得に切り替えできます」といったものが多く、何らかの回線変更を勧めるセールストークが主流です。
ただし、こちらが詳しく聞こうとすると明確に答えず、「詳しい者から折り返します」と言って一方的に切ることも。
発信元が名乗らない理由とその背景
発信元がきちんと社名を名乗らないのには理由があります。
それは「正規の業者ではない」「クレームを避けたい」「電話営業を断られたくない」といった意図があると考えられます。
このような不透明な対応をする業者に対しては、決して個人情報を伝えたり、指示に従ったりしないことが大切です。
この番号が迷惑電話だと考えられる理由
電話に出た瞬間、無言や即切りされるケース
0800-700-5152の着信に出ると、「無言のまま切られた」「何も言わずに数秒で切られた」といった体験談が多く寄せられています。
これは「生きている電話番号かどうかの確認」だけを目的にしている可能性があり、その後にしつこく営業電話がかかってくることも。非常に不快で不安になる行為です。
会社名を聞いても答えない不審な対応
本来、電話をかけてくる側は「どこの誰か」を名乗るのが常識です。
しかしこの番号からの電話では、「NTTの関連です」「代理店です」など、ぼんやりとした説明しかせず、きちんとした社名を言わないケースが多くあります。
これは信頼性に欠け、明らかに怪しい対応と言えるでしょう。
しつこいリダイヤルや時間帯を問わない着信
この番号は、一度拒否したり無視したりしても、時間を変えて何度もかけてくることがあります。
平日の日中はもちろん、夜間や休日にもかかってくるため、「しつこすぎる」と感じる人が多くいます。
営業の域を超えて、もはや迷惑行為に近い印象を持つ人も少なくありません。
他のユーザーも困っているという多数の投稿
インターネット掲示板や口コミサイトには、「この番号、何度もかかってきて困っている」「しつこすぎて着信拒否した」といった声が多数投稿されています。
これだけ多くの人が同じような被害を受けているという事実は、迷惑電話としての信ぴょう性をさらに高めるものです。
正規のNTTはこのような営業をしない理由
NTT本体が電話営業を行う際には、まず文書やDMで事前に案内するのが一般的です。
また、きちんと「NTT東日本/西日本の〇〇です」と名乗り、しっかりとした手順を踏みます。
つまり、こうした不明瞭な営業電話はNTTとは無関係と考えるのが妥当です。
安全に対処するためにできる5つの方法
電話に出ないのが最も安全
このような迷惑電話には、最初から出ないのが一番の対策です。
知らない番号やフリーダイヤルからの着信には、無理に出ず、まずは番号をネットで検索して情報を集めるようにしましょう。
出てしまったとしても、会話を極力避け、必要ならすぐ切ることが大切です。
着信拒否設定の具体的なやり方
スマートフォンの場合、番号を長押しして「ブロック」や「着信拒否」の設定をすることができます。
また、固定電話でもナンバーディスプレイがあれば、着信拒否機能を使うことが可能です。
携帯キャリアや通信会社によって設定方法は異なるため、一度確認しておくと安心です。
必ず「会社名と要件を名乗ってください」と伝える
もし電話に出てしまった場合には、まず「どちらの会社の方ですか?」と落ち着いて確認しましょう。
それでも答えない場合や曖昧な返答が続く場合は、会話を続ける必要はありません。
「要件が不明なので切らせていただきます」と伝えて電話を終えるのが安全です。
会話は録音しておくとトラブル時に安心
不審な電話やしつこい営業電話は、後々のトラブル防止のためにも録音しておくと安心です。
スマートフォンには録音アプリが使える場合もありますし、固定電話でも録音機能付きの機器を導入すると有効です。
録音しておけば、証拠として消費者センターに提出することも可能です。
しつこい場合は消費者ホットライン「188」へ相談
あまりにもしつこい電話が続いたり、不安に感じるようであれば、消費者ホットライン「188(いやや)」に相談しましょう。
専門の相談員が対応してくれ、必要に応じて具体的な対処法やアドバイスをもらえます。
全国どこからでもつながるので安心です。
実際に電話を受けた人たちの体験談
「何度もしつこくかかってきた」
多くの人が共通して挙げているのが「何度も電話がかかってくる」という点です。
最初は無視していても、数時間後や翌日、さらには休日や夜間など、時間帯を変えて何度も着信することがあるため、不安になる人が少なくありません。
中には「1週間に10回以上かかってきた」という声もあり、営業というより嫌がらせに近いと感じる人もいます。
「家族の名前を勝手に知っていた」
さらに不安をあおるのが、「電話を取ったら自分ではなく、家族の名前を呼ばれた」というケースです。
なぜその名前を知っているのか分からず、不気味に思う人もいます。
考えられるのは、過去に何らかの名簿業者から流出した個人情報が使われている可能性です。
どこで情報が得られたかが分からないだけに、より慎重な対応が必要です。
「折り返したら繋がらない」
着信が何度も続くため、不安になって折り返し電話をしてみたという人も多くいます。
しかし、多くの場合、電話は「話し中」だったり「繋がらない」「誰も出ない」といった状態で、発信者側と直接やり取りすることができません。
このことからも、正規の業者ではなく、一方的なアウトバウンド型の営業電話と考えられます。
「断っても時間を変えてかけてくる」
はっきりと「興味がないので結構です」「今後かけないでください」と伝えても、その言葉を無視するかのように再び電話がかかってくるという報告もあります。
これは、営業リストに載っている限り、自動的に再発信されるようなシステムを使っていると推測されます。
明確に拒否の意思を示しても、効果がないこともあるのが現状です。
「会社名を聞いたらガチャ切りされた」
ある利用者は、相手に「どちらの会社ですか?」と尋ねたところ、突然無言で電話を切られたと言います。
これは信頼できる企業の対応ではありません。
社名を名乗らず逃げるように切る行為は、不審さをさらに強調する結果となります。
正規の企業であれば、会社名と目的をきちんと説明するはずです。
迷惑電話対策のために家庭でできること
固定電話でも着信拒否設定を活用しよう
スマートフォンに比べて対策が遅れがちな固定電話ですが、実は着信拒否設定ができる機種も増えてきています。
ナンバーディスプレイ機能がある電話機であれば、「0800」など特定の番号帯をブロックする設定が可能な場合もあります。
機種ごとの説明書やメーカーのサイトを確認し、自宅の電話機でも対策を取りましょう。
高齢の家族にも注意を呼びかける
こういった電話は、特に一人暮らしの高齢者を狙っているケースが多いです。
「NTTを名乗られたら信じてしまう」「よく分からないまま話を聞いてしまう」といった危険があります。
ご家族と一緒に「知らない番号からの電話には出ない」「社名を名乗らない相手は信用しない」といったルールを共有し、注意喚起をしておくことが重要です。
電話帳登録外からの着信は通知で見分ける
スマホの場合、着信時に「連絡先に登録されていない番号」や「迷惑電話の可能性があります」といった通知が表示されることがあります。
こういった機能は、携帯キャリアやアプリによって提供されています。
迷惑電話のフィルタリングサービスを活用して、知らない番号をひと目で見分けられるようにしておくと便利です。
自動録音機能付きの電話機を使うと安心
近年では、着信時に自動で会話を録音する電話機も普及しています。
録音されたデータは、トラブルがあった際の証拠になるほか、家族と後で内容を確認できる安心感があります。
また、録音していることを相手に知らせることで、迷惑な電話を抑止する効果も期待できます。
家庭の電話環境を見直して、必要に応じて導入を検討しましょう。
SNSやブログで情報共有して被害を防ごう
最後に、迷惑電話の情報を広めることも大切な対策です。
Xやブログ、地域の掲示板などで、「この番号からの電話がしつこかった」「会社名を名乗らなかった」などの体験を投稿することで、他の人にも注意を促すことができます。
ひとりひとりが情報をシェアすることで、社会全体の被害を減らすことにつながります。
まとめ
「0800-700-5152」からの電話は、正体不明の営業電話である可能性が高く、多くの人が不快な思いをしています。
NTTフレッツを名乗ることもありますが、実際にはNTT本体とは無関係の外部業者のケースが多く、社名を名乗らない、何度もかかってくる、無言で切られるといった点で迷惑電話の典型です。
安全に対応するためには、まず電話に出ない、着信拒否をする、家族と情報を共有することが大切です。
しつこい場合には消費者ホットライン188に相談することで、法的なアドバイスや支援を受けることもできます。
被害を防ぐためにも、今回の記事の内容をぜひ身近な人と共有してください。
正しい知識と対応策で、安心して毎日を過ごしましょう。
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