電話番号「0800-777-0897」からの着信はどこから？対処法と注意点

最近、「0800-777-0897」からの電話が増えていると感じていませんか？

着信履歴に何度も表示されたり、留守電にしても無言で切られたり…そんな不審な電話に、不安を感じる人が続出しています。

本記事では、この番号の正体や実際の口コミ、対処法から相談窓口までをわかりやすく解説します。

「これって迷惑電話？」と感じたとき、どう対応すれば安心なのか、今すぐチェックしておきましょう！

0800-777-0897の正体とは？

0800から始まる電話番号の特徴

0800で始まる電話番号は、フリーダイヤルと呼ばれるもので、受け手が料金を負担せずに電話を受けることができる仕組みです。

企業が営業や問い合わせ対応のために使う番号で、主に通信料無料のサービス用として使われています。

0120と同じ意味合いで使われる番号であるため、受ける側から見ると「安心できる企業なのかな？」と一瞬思ってしまうこともあります。

しかし、最近はこの0800番号を使って営業電話や勧誘を行う業者が増えてきており、迷惑電話の温床にもなっています。

特に「0800-777-0897」は、ネット上でも多くの人から「しつこい営業電話」や「内容が不明瞭で不安」といった声が上がっており、単なる企業からの案内以上の注意が必要とされています。

フリーダイヤルだからといって安心してはいけません。

相手が名乗らなかったり、怪しい話をしてきたら、すぐに通話を終える判断も重要です。

実際にかかってくる内容とは

「0800-777-0897」からの電話で多く報告されている内容は、「給湯器やエコキュートの交換案内」「蓄電池の設置提案」「電気料金の見直し」といった住宅設備や電力サービスに関する勧誘です。

会話の始まりでは、「関西電力からのご案内です」や「〇〇地域の皆さまにエコな生活をご提案しています」など、地域性や大手企業の名前を出して安心させようとする話し方をしてくるのが特徴です。

実際に関西電力とは無関係な業者である可能性が高いとされています。

特に一戸建ての家庭にターゲットを絞って電話をかけているケースが多く、「電気代の節約になる」「無料で調査できます」といった、断りにくい提案をされることがしばしばあります。

関西電力を名乗るケースについて

最も多く報告されているのが、「関西電力の関係者」と名乗って、電力契約のプラン見直しや蓄電池の設置をすすめてくるケースです。

ただし、関西電力公式サイトやサポート窓口では、「0800-777-0897」は自社とは一切関係ないと明言しています。

つまり、関西電力を名乗って安心させ、契約や訪問につなげようとする「なりすまし」に近い手口です。

このような電話には特に注意が必要で、万が一話を進めてしまった場合でも、正式な書面での案内がなければ信用しない姿勢が大切です。

公式企業をかたる営業は、法的にも問題がある可能性があります。明らかに不審な点がある場合は、早めに消費生活センターに相談しましょう。

他の類似番号との違い

0800-777-xxxxという形式の番号は複数存在しており、同じような営業電話に使われていることがあります。

ただ、「0800-777-0897」に関しては、特定の住宅設備業者が集中的に使用しているようで、特に関西地方を中心に多数の報告があります。

番号が似ていても、発信元が異なることがあるため、同じ系列の番号から何度もかかってくるようなら、より広範囲でブロック設定を検討することが有効です。

なぜ今この番号が話題なのか？

「0800-777-0897」が話題になっている最大の理由は、「しつこい着信」「名乗らない」「内容が怪しい」といった不安要素が重なっているからです。

実際、口コミサイトや掲示板では、多数の人が「迷惑電話だった」「無言で切られた」「関西電力と言っていたけど怪しい」といった経験を投稿しています。

また、スマートフォンの着信履歴をAIで分析するアプリなどでも「迷惑電話」として自動識別されるケースが多く、ユーザーの不安がさらに高まっています。

多くの人が感じている不安の正体

留守電に無言で切られる理由

この番号からの電話で特に多い報告が、「留守番電話にしたら無言で切れた」というものです。

これにはいくつかの理由が考えられます。

まず、発信元が人間ではなく自動システムである場合、相手が出ないと判断したら即座に通話を終了する設定になっていることがあります。

もう一つは、営業スタッフが手動で電話をかけていて、録音されるのを避けるために無言で切るケースです。

録音されると企業としての不適切な勧誘の証拠が残るため、それを避けようとしている可能性があります。

このような不自然な切り方は、明らかに信頼できる企業ではないサインとも言えます。

何度も無言電話が続く場合は、早めに対策を取りましょう。

「突然の訪問」を促す電話のリスク

この番号からの電話では、「調査員が近くにいるので訪問してもいいか」など、電話後の訪問営業につなげようとするケースが報告されています。

これが大きな問題となっている理由は、「突然訪問されることによるリスク」があるからです。

特に高齢者や一人暮らしの方の場合、よくわからないまま家に入れてしまい、高額な契約を結ばされたり、個人情報を取られてしまう危険性があります。

電話でアポをとって訪問するというスタイルは、悪質業者の常套手段の一つです。

安心できない電話からの訪問依頼には、はっきりと「必要ありません」と伝えましょう。

なぜ一戸建てを狙うのか

こうした営業電話が「一戸建て」に集中しているのは、蓄電池や給湯器などの住宅設備が対象になるからです。

マンションや賃貸住宅では設置ができない場合が多いため、営業効率を考えて一戸建てだけにかけていると考えられます。

電話口で「ご自宅は一戸建てですか？」と確認された場合、それがターゲット選別の第一ステップである可能性があります。

この時点で「関係ありません」「興味ありません」と断ることが、被害を防ぐ最善策になります。

高齢者への影響とその対策

高齢者の方は、「電力会社の名前を出された」「無料と言われた」ことで安心して話を進めてしまうことが少なくありません。

結果として、高額な設備を契約してしまったり、不必要な工事が入ってしまうケースが後を絶ちません。

そのため、家族や周囲の人が「知らない番号には出ない」「訪問営業は断る」といった基本ルールを共有することが非常に大切です。

携帯電話に迷惑電話ブロックアプリを入れてあげるだけでも大きな効果があります。

SNSや口コミでの実際の声

SNSや掲示板では、「この番号から何度もかかってきた」「関西電力を名乗っていたけど信用できない」といった投稿が後を絶ちません。

特に「一度断ったのにまたかけてきた」「無言で切られた」という声が多く、しつこさや不自然さが際立っています。

このような実際の声を知ることで、「自分だけが不安なんじゃない」と安心することもできますし、適切な対処法を見つける手助けにもなります。

迷惑電話かどうかの判断ポイント

相手が名乗らない場合の対応

電話の最初に相手が会社名や自分の名前を名乗らない場合、それだけで警戒する理由になります。

信頼できる企業であれば、まずは「○○会社の○○です」としっかり名乗るのが基本です。

名乗らないまま話を進めようとするのは、勧誘目的や情報収集を目的としている可能性が高いです。

このような電話では、まず「どちらの会社のどなたですか？」と聞き返すのが良い対応です。

それでも答えなかったり、答えを濁すようであれば、すぐに通話を終了して問題ありません。

相手の説明を聞く必要も、失礼を気にする必要もありません。

自分の安全を最優先にしましょう。

また、「録音していますがよろしいですか？」と一言伝えると、怪しい業者はすぐに電話を切ることが多いです。

これは自分を守る効果的な手段でもあります。

電話の目的があいまいな場合

「今お時間よろしいですか？」「電気代についてのご案内です」といった、目的がぼんやりとした始まり方をする電話は要注意です。

こうした話し方は、相手の関心を引きつけるためにあえてあいまいにしているケースが多く、詳しく聞いていくと販売や契約につながる勧誘であることがほとんどです。

特に「無料でできる調査です」「一度見てもらうだけでいい」といった言い回しは、訪問営業へと誘導する典型的なトークです。

話が具体的にならないまま話を続けると、断りづらい雰囲気を作られてしまうため、少しでも不審に思ったら早めに「結構です」と言って電話を切りましょう。

信用できる会社であれば、用件や目的をはっきり伝えてくれるはずです。

情報を引き出そうとする言い回し

迷惑電話では、こちらの情報を引き出すことが主な目的になっていることもあります。

「ご住所は○○ですか？」「お一人でお住まいですか？」など、個人情報に関わる質問をしてくる場合は特に注意が必要です。

これは営業トークのためだけでなく、悪用される可能性もあります。

個人情報を答えることには慎重になりましょう。

こちらからは絶対に具体的な情報を伝えないことが大切です。

また、「今の電力会社はどちらですか？」「契約プランをご存知ですか？」などの質問も、営業対象かどうかを見極めるための誘導質問である場合が多いため、やはり明確に断るのが賢明です。

信頼できる企業かを確認する方法

もし気になる電話を受けた場合、その会社が本当に存在しているのかを確認するのは大切なステップです。

まずはインターネットで会社名を検索し、公式サイトがあるか、住所や代表者が明記されているかを確認しましょう。

さらに、電話番号を「番号＋迷惑電話」「番号＋口コミ」と検索すると、多くの情報が得られます。

「0800-777-0897」のような番号は、多くの口コミサイトで共有されており、「しつこい」「詐欺に近い」といった評価が多数寄せられていれば、迷惑電話である可能性が高いです。

消費者庁や国民生活センターのサイトでも、悪質な業者名が公開されていることがあります。

こうした公的機関の情報も参考にしましょう。

無料を強調するトークの注意点

「完全無料でできます」「今なら調査は無料です」など、無料を強調してくるトークには特に注意が必要です。

無料と聞くと気軽に応じてしまいがちですが、その後に有料サービスへの契約を迫られる流れがよくあります。

最初は無料でも、「調査の結果、交換が必要です」「特別価格で契約すればさらにお得です」といった誘導がなされ、高額な商品を契約させられるケースが後を絶ちません。

本当に無料で役立つサービスであれば、ネットや自治体の案内などから利用できるのが普通です。

営業電話からの「無料」には常に裏があると考えるくらいでちょうどよいでしょう。

効果的な対処法と今すぐできる設定

スマホでの着信拒否設定方法（iPhone/Android）

迷惑電話から身を守るために、まずできるのがスマートフォンでの着信拒否設定です。

iPhoneとAndroidで設定方法が異なりますので、以下を参考にしてください。

iPhoneの場合：

1. 「電話」アプリを開く

2. 着信履歴から「0800-777-0897」をタップ

3. 「i」マーク（詳細）をタップ

4. 一番下までスクロールし「この発信者を着信拒否」を選択

Androidの場合（機種により異なる場合があります）：

1. 「電話」アプリを開く

2. 着信履歴から該当番号をタップ

3. メニュー（︙）を開く

4. 「着信拒否」や「ブロックリストに追加」などを選択

これで以後その番号からの電話は受信しなくて済みます。

すぐにでも設定することをおすすめします。

固定電話での迷惑電話ブロック設定

固定電話でも迷惑電話をブロックする方法があります。

多くの家庭用電話機には「迷惑電話防止機能」が搭載されています。

例えば、

• 特定の番号を登録してブロック

• 無言電話検出機能

• 着信前に「この通話は録音されます」と自動音声を流す

こうした機能を活用することで、相手が営業電話ならかけ直してこなくなるケースが多いです。

迷惑電話防止アプリの活用法

スマートフォンユーザーなら、迷惑電話防止アプリの導入が非常に効果的です。

以下のようなアプリが代表的です。

各キャリアの迷惑電話サービスを活用する

ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアも、迷惑電話対策サービスを提供しています。

• ドコモ：「迷惑電話ストップサービス」

• au：「迷惑電話撃退サービス」

• ソフトバンク：「迷惑電話ブロック」

これらはスマホの契約者であれば申し込むだけで利用可能で、設定も比較的簡単です。

知らない番号からの着信を自動で拒否したり、通知してくれたりする機能があります。

家族で共有したい「出ないルール」

迷惑電話対策は、家族全員で取り組むことが重要です。

とくに高齢者や子どもがいる家庭では、以下のような「出ないルール」を共有しておきましょう。

• 知らない番号には出ない

• 留守電を優先し、内容を確認してからかけ直す

• 会社名を名乗らない相手とは話さない

• 自宅の電話は常に録音設定にしておく

こうしたルールがあるだけで、不審な電話に巻き込まれるリスクを大幅に減らすことができます。

それでもしつこいときは？相談先と通報方法

消費生活センターに相談する方法

「何度もかかってきて困っている」「一度断ったのにまたかけてくる」など、明らかな迷惑行為を受けている場合は、お住まいの地域の消費生活センターに相談しましょう。

消費生活センターは、消費者の立場から契約トラブルや迷惑勧誘に関する相談を無料で受け付けており、必要に応じて専門機関へつないでくれます。

全国どこからでもアクセスできる「消費者ホットライン」は以下の番号です：

📞 188（いやや！）

この番号にかけると、最寄りの消費生活センターにつながります。

対応は平日のみのところが多いので、留守番メッセージを残して折り返しを待つ形になる場合もあります。

警察に通報してもいいの？

迷惑電話があまりにも執拗で不安を感じるようなら、最寄りの警察署や交番に相談することも可能です。

実際に被害が発生していなくても、「不安な思いをしている」ということが通報理由になります。

ただし、すぐに何かしてくれるわけではないこともあるので、証拠として以下のような情報を記録しておくと、対応がスムーズになります：

• 着信履歴のスクリーンショット

• 通話内容を録音したデータ

• 相手の名乗った会社名や担当者名

• 時間帯や頻度のメモ

警察には「生活安全課」という部署があり、訪問販売や悪質電話に関して相談できる窓口になっています。

いきなり、警察署に相談に行くのも迷う方は、まずは警察相談窓口（#9110）に相談するのもおすすめです。

番号を運営している事業者の調査方法

「0800-777-0897」のような電話番号がどの業者によって使われているかを調べるには、インターネットで番号検索をするのが一般的です。

おすすめのサイト：

• jpnumber
• 電話帳ナビ

これらのサイトでは、利用者の口コミや評価が集まっており、「どんな内容の電話だったか」「名乗った会社名は？」といった情報が掲載されています。

中には業者のホームページリンクが貼られている場合もあるので、そこから会社概要や住所を確認することで、安全性の判断材料になります。

国民生活センターの役割とは

国民生活センターは、全国の消費者トラブルに対応する国の機関で、特に広域的・深刻な被害事例に対して専門的に調査・分析を行っています。

迷惑電話や悪質業者によるトラブルが広範囲で発生している場合、国民生活センターが公表する資料やリストに該当事業者の名前が掲載されることがあります。

以下のような取り組みを行っています：

• 相談事例の公開

• 被害の防止策や注意喚起

• 消費者教育資料の提供

定期的に「悪質事業者リスト」や「相談件数の多い業者一覧」が公開されているので、参考にすると安心です。

被害にあったときの具体的な行動

もしも実際に訪問を受けたり、契約書にサインしてしまった場合でも、焦らず対応することが大切です。

以下のような行動が有効です：