「0800-888-9318」──この番号からの着信、あなたのスマホにも届いていませんか?
「auサポートセンターです」「インターネット料金が安くなります」などと案内されることが多いこの番号。
しかし、実際には多くの人がトラブルや不審な点を感じており、ネット上では「迷惑電話」として多く報告されています。
この記事では、この番号の正体から、しつこい勧誘の背景、そして迷惑電話への具体的な対処法まで、わかりやすく徹底解説します。
「この電話、出てよかったの?」と不安な方は、ぜひ最後まで読んで、後悔しない判断をしてください。
Contents
0800-888-9318の正体とは?
実際にかかってくる内容とは
0800-888-9318という番号から突然電話がかかってきた経験、ありませんか?
この番号は、主に光回線やインターネット契約の営業電話で使用されていると多数報告されています。
電話の内容は、「現在ご利用のインターネット回線の見直しをしませんか?」「auのサポートセンターからお得なプランをご案内しています」といった内容が中心です。
一見、お得そうに聞こえる話ですが、よく話を聞いてみると、実は高額な工事費や長期間の契約が必要になるケースも多いのです。
電話を受けた人たちの中には、「料金が安くなると言われたのに、結局は今より高くなった」「工事費無料と聞いていたのに、実際は35,000円もかかった」といったトラブルの声が上がっています。
こうしたことから、この番号からの着信は単なる営業ではなく、注意すべき迷惑電話として扱われることが増えてきました。
このような電話に対しては、内容を冷静に聞き、少しでも疑問を感じたらその場で契約しないことが重要です。
後で調べる時間を確保し、信頼できる情報を元に判断することが、トラブルを未然に防ぐ鍵となります。
名乗っている会社名の詳細
電話の相手は「auサポートセンター」と名乗ることが多いですが、実際にはKDDI(au)本体の社員ではないケースが大半です。
ほとんどが代理店や販売委託業者による営業電話であり、名乗り方が紛らわしいため混乱を招いています。
中には「KDDIの正規代理店」として紹介される場合もありますが、正規かどうかの確認は電話口だけでは非常に難しいのが現実です。
特に、会社名や事業所の所在地をはっきり伝えず、契約手続きもすべて電話で完結させようとする手口には要注意です。
信頼できる会社であれば、きちんと公式サイトに記載された連絡先や情報と一致するはずです。
不審に感じたら、いったん電話を切って自分でauの公式サポートに連絡し、情報の真偽を確認することをおすすめします。
「au」を名乗るけど本物?
この番号からの電話は「auひかりの見直しキャンペーンです」といった話がされることが多く、一見本物のように思えます。
しかし実際は、KDDIが直接行っているものではなく、外部委託された代理店のオペレーターが架けてきているケースが大半です。
auの名前を出しているからといって安心するのは危険です。
本当にauが行っているキャンペーンであれば、事前に郵送やメールなどでも通知が来ることが一般的です。
何の連絡もなくいきなり電話が来て、しかもその場で契約を迫ってくるような場合は、詐欺的な手口と見なされることもあります。
正規のキャンペーンかどうかを見極めるポイントは、「au公式のWebサイトに情報が掲載されているか」「KDDIから正式な通知が来ているか」といった点です。
口コミ・報告されている内容
インターネット上の掲示板や口コミサイトでは、「0800-888-9318はしつこい」「何度もかかってきて迷惑」「嘘の情報を言われた」など、否定的な声が数多く見られます。
中には、「丁寧な対応だった」という意見もありますが、それでも契約後にトラブルになるケースが多いため、全体的には警戒が必要な番号といえるでしょう。
以下に、よく見られる口コミをいくつか紹介します:
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「割引と聞いて契約したら、トータルで高くなっていた」
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「その場で即決を迫ってくるから怪しいと思った」
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「工事費無料と聞いたのに請求された」
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「断ってもしつこく電話が来る」
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「個人情報を知っているのが不気味だった」
このように、実際に被害にあった人や不安を感じた人が多数いることから、注意喚起がされています。
本当に契約して大丈夫?
もしこの電話で紹介された内容に興味があったとしても、電話口でそのまま契約するのは非常に危険です。
口頭の説明だけでは細かな契約条件まで把握することが難しく、後になってから「聞いていた話と違う」という事態に陥りがちです。
また、電話営業には契約の縛りが強いプランや、途中解約に高額な違約金が発生するものもあります。
十分な説明なしに契約を結んでしまうと、後悔しても取り返しがつかないこともあります。
必ず、契約書やサービス内容を文書で確認し、家族や信頼できる第三者と相談した上で判断することが重要です。
急がされる契約には、必ず裏があると考えた方が安全です。
なぜこの番号から電話がくるのか?
光回線やネット回線の勧誘が多い理由
光回線やインターネット回線の営業電話が多い理由は、通信業界のビジネスモデルにあります。
現在、多くの回線業者やプロバイダは、契約数に応じて代理店に報酬を支払う「成果報酬型」の販売手法を取っています。
そのため、代理店は1件でも多く契約を取るために、無差別に電話をかけることが日常的に行われているのです。
特に新規契約者が少なくなってきた近年では、「乗り換えキャンペーン」や「プランの見直し」といった形で、すでに契約している人に対してもアプローチをかけてきます。
そうした営業手法の一環として、「お得なプランのご提案」や「工事費無料キャンペーン」といった名目で電話をかけてくるのです。
さらに、光回線業界は競争が激しく、毎月の契約数が営業成績に直結します。
そのため、しつこく何度も電話がかかってくるケースも少なくありません。
このような背景から、0800-888-9318のような番号からの着信が発生しているのです。
ターゲットにされやすい人の特徴
営業電話のターゲットにされやすい人にはいくつかの共通点があります。
まず挙げられるのが、「過去に光回線やインターネットの契約履歴がある人」です。
特にフレッツ光、auひかり、ソフトバンク光などの大手回線を利用したことがある人は、何らかの形で情報が流通している可能性があります。
また、電話でのコミュニケーションに慣れていない高齢者や、ネット契約に詳しくない人も狙われやすいです。
「お得」「簡単」「すぐに切り替えられる」などの言葉で不安を取り除き、判断力が鈍ったところで契約を結ばせるという手口が多く見られます。
特に、引っ越しや転居のタイミングで連絡が入ることも多いのが特徴です。
これは、住所変更などの手続きを行った際に、どこかから情報が流れている可能性を示唆しています。
なぜ電話番号を知っているのか?
「なぜこの会社が自分の電話番号を知っているの?」と疑問に思う方は多いでしょう。
実は、個人情報はインターネット上でのちょっとした登録や契約の際に、知らないうちに第三者に提供されているケースがあります。
たとえば、以前インターネット契約を申し込んだ際に、規約の中で「関連会社や提携会社に情報提供をする」と書かれていたのを見逃していた、ということがよくあります。
また、懸賞サイトや無料プレゼントキャンペーンなどで入力した個人情報が、名簿業者を通じて営業会社に流れてしまう場合もあります。
一度情報が流れてしまうと、複数の会社に転送され、どこで使われているかを特定するのは困難です。
したがって、電話番号を知っていたからといって信頼できる業者とは限りません。
むしろ、その情報の入手経路をきちんと説明できない業者には注意が必要です。
過去の利用歴が関係している?
「以前使っていたネット回線を知っていた」「プロバイダ名まで言ってきた」という報告も多数あります。
これは、過去の契約履歴が何らかの形で流出しているか、あるいは同じ業界内で共有されている可能性があります。
たとえば、フレッツ光からauひかりへ乗り換えた経験がある場合、そのときに記入した個人情報が他の代理店に渡ってしまっていることがあります。
特に、キャンペーンサイトや比較サイトなどを通じて契約した場合は、情報が複数の業者間で共有される仕組みになっていることも少なくありません。
営業電話の担当者が「以前○○の回線を使っていましたよね?」と話してきた場合、その情報が正しいかどうかを確かめつつ、すぐには信用しないようにしましょう。
情報漏洩との関係は?
営業電話の発信元がどのように個人情報を得ているかは、必ずしも違法ではありませんが、中には明らかに不正な手段で情報を取得しているケースもあります。
実際、過去には大手通信業者の関連会社から個人情報が流出した事件も発生しています。
また、名簿業者が違法に収集・販売している情報を使って営業している会社も存在すると言われています。
こうした背景を知ると、個人情報がどこまで広がっているのか不安になるのも当然です。
もし、心当たりがないのに電話が何度もかかってくる場合は、情報漏洩の可能性も視野に入れて行動する必要があります。
迷惑電話の報告サービスや、通信事業者への問い合わせを通じて、情報の取り扱い状況を確認するのがよいでしょう。
0800番号とは?フリーダイヤルの仕組みを解説
0800番号の意味と特徴
0800から始まる電話番号は、日本で「フリーダイヤル番号」として提供されている番号の一種です。
一般的に、0800や0120で始まる番号に電話をかけた場合、通話料金は発信者(あなた)ではなく、電話を受ける側(企業など)が負担します。
そのため、顧客サポートや商品の問い合わせ窓口、キャンペーンの受付窓口などで多く利用されています。
この仕組み自体はとても便利なもので、「気軽に問い合わせができる」「費用を気にせず相談できる」というメリットがあります。
ただし、0800番号を使っているからといって、その企業やサービスがすべて信頼できるというわけではありません。
実際には、信頼性の高い企業だけでなく、営業や勧誘を目的とした会社もこの番号を使って電話をかけてくることがあります。
つまり、「0800だから安全」と思い込まず、かかってきた電話の内容や相手の説明をしっかり確認することが大切です。
誰でも取得できる?
0800番号は、法人や個人事業主であれば比較的簡単に取得することができます。
NTTコミュニケーションズやKDDI、ソフトバンクなどの通信キャリアが提供しており、申し込みをすれば1週間〜2週間ほどで利用が可能です。
取得時には契約者の名前や住所、業務内容などを提出する必要がありますが、審査は比較的ゆるやかで、基本的には申請すれば取得できると考えてよいでしょう。
つまり、真っ当な企業はもちろんのこと、怪しい営業会社やグレーな業者でも取得できてしまうのが実情です。
こうした背景から、0800番号だからといって無条件に信頼するのは危険です。
電話の内容や態度、名乗った会社名などを注意深くチェックし、少しでも不審な点があればすぐに対応を中止することが賢明です。
信頼性の高い番号との違い
フリーダイヤル番号には、「0120」もあります。0120は日本で最も古くから使われているフリーダイヤル番号で、大手企業や官公庁の問い合わせ先などでも広く使われています。
一方、0800は比較的新しく登場した番号で、0120の番号が枯渇してきたことから、代替として普及し始めたものです。
ただし、0120に比べて0800の方が営業電話で使われる割合が高いと言われており、利用する会社の質にはバラつきがあります。
もちろん0800番号でも安心してかけられる企業はたくさんありますが、営業や勧誘などで使われる頻度が高いため、慎重な対応が必要です。
信頼性を見極めるには、番号だけでなく、実際に名乗った会社名や公式サイトとの照合、ネット上の口コミのチェックなども合わせて行うと安心です。
詐欺業者が好んで使う理由
詐欺まがいの営業を行っている業者が0800番号を使う理由には、いくつかのメリットがあります。
まず、着信者が通話料を払わなくていいため、「とりあえず話を聞いてもらいやすい」という利点があります。
また、0800番号は見慣れていない人が多く、怪しさを感じにくいため、警戒心が薄れやすいという点も利用されています。
さらに、0800番号は非通知設定がされていても表示される場合が多いため、発信元の特定が難しくなりがちです。
こうした特徴を悪用して、個人情報を聞き出したり、不利な契約を結ばせたりする事例が報告されています。
特に、しつこく何度もかけてくる番号や、話の内容があいまいで詳細を答えない相手には要注意です。
少しでも不信感を持ったら、その場で電話を切る判断が求められます。
0800番号=安心ではない!
0800番号というだけで、「無料だから安心」「企業の代表番号だろう」と思ってしまいがちですが、それは誤解です。
無料で通話できるというのはあくまでも「料金面」での利点であり、「安全性」や「信頼性」とは別の話です。
実際、悪質な業者が0800番号を使って営業電話をかけてくることは珍しくありません。
特に、説明があいまいなまま契約を進めようとする業者、断ってもしつこく何度も電話してくる業者などは、その番号が0800であっても信用してはいけません。
安心して対応するためには、かかってきた番号をネットで検索する、口コミを確認する、そしてすぐに契約をせずに一度冷静になる、という行動が必要です。
迷惑電話だった場合の具体的な対処法
着信拒否の設定方法(iPhone/Android)
迷惑電話に悩まされているなら、まず最も手軽な対処法が「着信拒否」です。
スマートフォンでは簡単に特定の番号をブロックする機能が用意されています。
iPhoneの場合:
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着信履歴から「0800-888-9318」の右側にある「i」マークをタップ。
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一番下までスクロールして「この発信者を着信拒否」を選択。
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「連絡先を着信拒否」をタップして完了。
Androidの場合(機種により若干異なる):
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電話アプリを開いて履歴から該当番号を選択。
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「詳細」や「i」マークをタップ。
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「ブロック」や「着信拒否」などの項目を選ぶ。
また、最近のスマホには「迷惑電話ブロック機能」が標準搭載されていることもあります。
さらに強力な対策としては、NTTドコモやau、ソフトバンクが提供している「迷惑電話ストップサービス」などの利用もおすすめです(※一部有料)。
このように、端末側での設定とキャリア側のサービスを組み合わせることで、迷惑電話のストレスから解放されやすくなります。
無視するのがベストな理由
迷惑電話に対しては、無視することが最も安全で効果的な対応です。
一度電話に出てしまうと、「この番号は有効」と判断され、さらに頻繁に電話がかかってくる可能性が高まります。
営業電話のシステムでは、反応のあった番号を「見込み客リスト」として再利用することがあるため、応答は逆効果になることがあります。
また、話を聞くだけでも相手のペースに引き込まれてしまい、うっかり契約を結んでしまったというケースも少なくありません。
特に、「今すぐ決めていただければ割引があります」といった急がせる言葉には注意が必要です。
これは「クローズトーク(締めトーク)」と呼ばれ、心理的に断りづらくさせる営業テクニックです。
このため、知らない番号からの着信には出ず、後から番号をネットで検索して信頼できるものかどうかを確認するのが賢明です。
迷惑電話であることが判明したら、即ブロックしましょう。
会話してしまったときの対応法
万が一、電話に出てしまって会話が始まった場合でも、冷静に対応すれば問題ありません。
以下のように落ち着いて行動することが大切です。
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会社名と担当者名を聞く:名乗らない場合や曖昧にごまかす業者は要注意です。
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契約内容をその場で決めない:その場で即決せず、「資料を送ってください」と伝えましょう。
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録音する意思を伝える:トラブル回避のために「録音させていただきます」と言えば、不誠実な業者は引き下がることがあります。
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途中でも通話を終了する:少しでも不審に感じたら、会話を打ち切って構いません。
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個人情報を話さない:氏名、住所、クレジットカード番号などは絶対に口にしてはいけません。
会話をしてしまっても、冷静に対処すれば問題ありません。
大切なのは、相手のペースにのまれず、主導権を自分が握ることです。
電話番号を報告するサービス
迷惑電話が繰り返されるようなら、迷惑電話対策サービスに番号を報告するのも有効です。
以下は代表的な報告先です。
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迷惑電話番号検索サイト(jpnumber.com、電話帳ナビなど)
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Googleでの検索・口コミ投稿
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通信キャリアの迷惑電話報告フォーム(例:NTTドコモ、KDDIなど)
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国民生活センター(188番)への相談
これらのサービスを活用することで、他の人が同じ被害に遭うのを防ぐことができます。
また、迷惑電話データベースに登録されることで、自動で迷惑電話としてブロックされる確率も上がります。
それでもしつこいときの相談窓口
着信拒否や無視をしても、繰り返し電話がかかってくる場合は、より強い対策が必要です。
以下のような公的機関やサービスを活用しましょう。
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消費生活センター(188):営業電話の内容や契約のトラブルについて相談できます。
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警察相談専用電話(#9110):詐欺の疑いがある場合は早めに通報。
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弁護士への相談(法テラスなど):すでに契約してしまった場合の解約やトラブル処理も可能。
また、キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)に相談すれば、迷惑電話対策機能の案内やさらに高度なブロックサービスの提供も受けられます。
もし間違って契約してしまったら?
クーリングオフ制度の活用
万が一、0800-888-9318からの電話で焦って契約してしまった場合でも、すぐに諦める必要はありません。
「クーリングオフ制度」という消費者を守る仕組みがあります。
これは訪問販売や電話勧誘販売など、特定の契約方法に対して、一定期間内であれば無条件で契約を解除できる制度です。
インターネット回線や通信サービスの契約も、電話勧誘によるものであればクーリングオフの対象になる可能性があります。
ポイントは、契約書類を受け取った日から8日以内に申し出ること。
電話だけで完結した契約でも、後日郵送された「契約書」や「重要事項説明書」が届いた日が基準となります。
クーリングオフを行う場合は、書面またはメールで記録が残る形で通知することが重要です。
「内容証明郵便」を使えば、確実に証拠を残すことができます。
面倒に感じるかもしれませんが、悪質な契約に縛られずに済む手段として、ぜひ覚えておきましょう。
契約内容を確認する方法
「うっかり契約してしまったかも…」と不安になったら、まずは契約内容の詳細を確認することが最優先です。
電話で口頭説明された内容と、書面で届いた契約内容が一致しているかどうかをチェックしましょう。
確認すべき主なポイントは以下の通りです。
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月額料金
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初期費用・工事費
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契約期間と自動更新の有無
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違約金の条件
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サービス提供会社の正式名称
これらが不明確だったり、契約時の説明と食い違っていたりする場合は、すぐに問い合わせて明確にしましょう。
なお、代理店を通じての契約では、実際にサービスを提供する企業(プロバイダや回線業者)に直接連絡する方が正確な情報を得られることが多いです。
サポート窓口に連絡するには?
契約先が不明確な場合や、契約解除を申し出たいときは、まず「契約書類」や「確認メール」に記載されている連絡先に電話をしましょう。
大手の場合はカスタマーセンターが設けられていますが、代理店によっては連絡が取りづらいこともあります。
そうした場合は、以下のようなアクションを取りましょう:
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「契約したプロバイダ(例:So-net、BIGLOBEなど)」に直接連絡
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契約番号や氏名、住所を伝えて契約状況の確認を依頼
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代理店が分からない場合は、通信事業者本体(KDDIなど)に問い合わせ
可能であれば、やり取りは録音・記録しておくと、後々のトラブル回避にも役立ちます。
自分の情報がどのように扱われているかを聞く権利もあるので、遠慮せずに質問しましょう。
消費者センターへの相談方法
交渉がうまくいかない、話が通じない、クーリングオフを断られた――そんな時は消費生活センター(188)に相談するのが一番です。
専門の相談員が対応してくれ、業者への連絡代行や、必要に応じて弁護士の紹介もしてくれます。
電話相談の際は、次のような情報を準備しておくとスムーズです:
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契約時の電話内容(可能であれば録音)
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契約書類や案内メール
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相手業者の会社名・電話番号
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自分が不審に思っている点
被害を防ぐために今できること
すでに契約してしまった場合でも、被害を最小限に抑えるためにできることはたくさんあります。
以下のような行動を早めに取ることが大切です。
対応項目 | 具体的なアクション例 |
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契約状況の確認 | 書類やメールを確認し、正規の契約かチェック |
クーリングオフの実施 | 書面や内容証明郵便で8日以内に通知 |
サポートへの連絡 | プロバイダや回線事業者に直接問い合わせ |
記録の保存 | 通話内容の録音、やり取りメールの保存 |
第三者への相談 | 消費生活センターや通信事業者の苦情受付窓口へ相談 |
さらに今後の被害を防ぐためには、個人情報の取り扱いに一層注意し、「安易に電話番号や住所を入力しない」「不審なキャンペーンに参加しない」といった基本行動を徹底することが大切です。
まとめ
0800-888-9318からの電話は、一見すると「au」や「お得なネットプランの案内」といった信頼できそうな内容に思えますが、実際には多くのトラブル報告がある注意すべき営業電話です。
代理店が名乗ることが多く、内容も不明瞭なケースが目立ちます。
光回線やネット契約の競争が激しい現在、こうした営業電話が増えており、知らず知らずのうちに契約を結んでしまうリスクもあります。
フリーダイヤルの0800番号であっても、それだけでは信頼の判断材料にはなりません。
迷惑電話への対処法としては、「着信拒否」や「無視する勇気」、さらには「クーリングオフ制度の活用」「消費生活センターへの相談」など、具体的な対応策を知っておくことが重要です。
情報を鵜呑みにせず、少しでも怪しいと感じたら、すぐに契約せず冷静に調べ、第三者の意見を聞くようにしましょう。
安心してネットや通信サービスを利用するためにも、自分自身の情報リテラシーを高めることが最大の防御になります。
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