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400年も続く大磯の左義長2025 見どころ、日程、アクセス方法を紹介

R6.12.17アイキャッチ イベント

「左義長」とは小正月に行われる火祭りのことです。

地方によっては「どんと焼き」「さいと焼き」とも言われます。

今回は、400年もの伝統があり国の重要無形民俗文化財にも指定されている「大磯の左義長」の見どころ、日程、アクセス方法を紹介します。

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大磯の左義長とは

大磯の左義長神奈川県大磯町大磯の南下と北下の2つの地区で海辺で行われ小正月の行事です。

この行事は、家庭の安全と健康を祈るために行われる「セエノカミサン(道祖神)」の火祭りです。

この行事の名前は、平安時代に陰陽師が宮中で行った「左義長」という行事に由来しますが、もともとは「セエトバレイ」という名前でした。

祭りに参加する9つの町は、道祖神を祀るお仮屋に正月の飾りなどを集めて、それらを海岸に運び、円錐形のサイトを積み上げて、夜になると燃やします。

この行事は、前の年の12月に子ども達が家々を回り、家庭から頼まれた願い事をしながら家の前で石を打ち「一番息子」から始まり、正月には町の人々が道祖神お仮屋を訪ねて「ナナトコマイリ」が行われ、セエトバレイの日を迎えます。

正月飾りや門松が燃え上がる横では、綱引きの神事である「ヤンナゴッコ」も行われます。

12月に始まり年をまたいで行われる行事が「大磯の左義長」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。

大磯左義長2024①

大磯左義長2024②

(引用:大磯町観光協会オフィシャルサイトより)

※パンフレットは令和6年分です。令和7年分が発表されたら、こちらでも紹介します。

大磯の左義長の見どころ

セエトバレイ

大磯の左義長は、南下地区の4つの町と北下地区の5つの町で行われる祭りです。

各町ではセエノカミ(道祖神)を祀り、祭りの際にはその場所に仮屋を建てます。

9つのサイトは、これら9つの町のものです。

燃え上がるサイトの炎で「風邪をひかないように」と団子を焼いて食べたり、燃やした書き始めが高く上がると腕が上がるなどの言い伝えが伝承されています。

「セエト」はサイトの方言表現です。

サイト

大磯の左義長②祭り当日、海岸へ移動するためにお仮屋に集められていた正月飾りなどを使用し、9つの円錐形の櫓状のサイトを作成します。

サイトの中央には、約8メートルの「オンベ竹(御幣竹)」と呼ばれる竹が立てられ、その先に書き初めや輪飾りが取り付けられ、周囲には藁、だるま、神社のお札などが挿入されます。

ヤンナゴッコ

大磯の左義長には「ヤンナゴッコ」という独特な綱引きあります。

この儀式では、梯子のようなの台の上に仮宮が縄で編み込まれ、それを海に引き入れます。

浜方と陸方の2つのチームに分かれて綱引きを行います。

3回の引き合いをした後、仮宮は踏み潰されて破壊されます。

この儀式は豊漁を願う神事であり、3回目では陸方が必ず勝つとされています。

日程

令和7年は1月12日(日曜日)

火入れは18時30分からの予定です。

大磯の左義長④

アクセス方法

場所

神奈川県大磯北浜海岸

アクセス方法

JR大磯駅から徒歩約10分

駐車場情報

駐車場は大磯港駐車場が利用できますが、混雑が予想されます。

第1駐車場:114台

第2駐車場:239台

普通自動車料金 310円/時間 1,040円/日

大型自動車   630円/時間 2,090円/日

原付・自動二輪車 160円/時間 520円/日

駐車場の心配をしたくない方は、近隣の駐車場で予約しておくのもおすすめです。
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まとめ

大磯の左義長は、神奈川県大磯町で行われる400年もの伝統のある、国の重要無形民俗文化財にも指定されている祭りです。

ぜひ、大磯の左義長に訪れて、日本の豊かな伝統と称される素晴らしい祭りを楽しんでください。

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