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子どもを褒めることの大切さと、褒める側にもうれしいプラスの影響!

R5.6.22アイキャッチ 保護者として

子どもを褒めることは、育児において非常に大切です。

褒めることのメリットに、自尊心の発展、モチベーションの向上、コミュニケーションの向上、自己評価の促進、などがあります。

このようなメリットがありますが、今回は「褒める」時に「脳」の中で何が起こっているのか考えてみます。

褒めることのメリット

自尊心の発展

子どもに褒めることで、彼らの自尊心や自信が育まれます。

褒められることで、自分自身に対する肯定的なイメージを持つことができ、自己価値感が高まります。

モチベーションの向上

褒められることで、子どもたちは自分の努力や成果を認められることを実感します。

それによって、彼らのやる気やモチベーションが向上し、新たな挑戦に取り組む意欲が高まります。

子どもを褒める①

コミュニケーションの強化

褒めることは子どもとのコミュニケーションを豊かにします。

褒めることで子どもとの関係が良好になり、信頼関係が築かれます。

また、褒めることは子どもに対して積極的なフィードバックを提供する機会でもあります。

自己評価の促進

褒めることは、子どもに自分自身を客観的に評価する能力を養う助けとなります。

彼らは自分の良い点や成果を認めることで、自己評価の基盤を築きます。

注意点

褒めることにも注意が必要です。

過度な褒め言葉や偽りの褒め言葉は効果が薄れる可能性があります。

子どもの努力や成果に対して具体的な褒め言葉を使い、誠実な褒め方を心掛けましょう。

 

以上が、なぜ子どもを褒めることが大切なのかの一部です。

もちろん、子育ては個別の状況によって異なるため、一概には言えませんが、一般的には褒めることは子どもの健全な成長と発達に寄与すると考えられています。

子どもやる気②

褒められた子どもの「脳」の中で起こっていること

私たちは何かを達成した時や誰かに褒められたときに、うれしく感じたり、もっとがんばろうと思います。

このような時、脳内にドーパミンという神経伝達物質が分泌されています。

ドーパミンが分泌されると「元気」「やる気」という感情が生じます。

この神経ネットワークのことを「報酬系」といいます。

ドーパミンの効果

ドーパミンには「元気」「やる気」を引き出す以外にも効果があるといわれています。

幸せな気持ちになり意欲につながる

人間が楽しい、うれしいと感じるのはドーパミンが分泌されていることが影響しているといわれています。

この気持ちが継続すると、意欲にもつながります。

集中力がアップ

ドーパミンが増えると集中力がアップするといわれています。

集中力がアップすると学力向上にもつながります。

ポジティブになる

ドーパミンが増えるとポジティブになるといわれています。

ポジティブになると活力があり、いろいろなことにチャレンジする意欲も増えます。

子どもを褒める②

ドーパミンサイクル

ドーパミンによって生まれた「元気」「やる気」「楽しい」「うれしい」「がんばろう」という感情は、人間の記憶を司る「海馬」という場所で整理され大脳皮質に記憶されます。

この記憶から「また楽しくなりたい」「また気持ちよくなりたい」という欲求が生まれます。

その欲求を満たすために頑張る、これが「やる気」につながります。

「頑張れば褒めてもらえる」「褒めてもらえるからまた頑張る」という好循環を脳科学では「ドーパミンサイクル」と呼びます。

このサイクルを使うことが、子どものやる気を起こさせるには大切です。

 

褒める側にもメリットがあった

もしあなたが上手に誰かをほめたら、どんなことが起こるでしょうか。

ほめられた人はあなたとの距離を縮めます。

その回数が増えると、あなたのまわりには人が集まってくるはずです。

人が集まれば、いいこともありますが、悪いことや嫌なこともあります。

しかし、人からの刺激や影響があると、あなたを成長させることは間違いないでしょう。

 

また、褒められた側には、「ドーパミン」という神経伝達物質が分泌されますが、褒める側には「オキシトシン」が分泌されるといわれています。

これまではオキシトシンは妊娠・出産に関する女性特有のホルモンとして認識されていました。

最近の研究ではオキシトシンには神経伝達物質として次のような効果があるといわれています。

人への親近感、信頼感が増す
ストレスが消えて幸福感を得られる
鎮痛
食欲を抑える

人をほめると、オキシトシンが分泌され、その人自身の気持ちを安定させ、人に対する気持ちさえも変えてくれるということですね。

子どもを褒める③

まとめ

褒めることは子どもを育てる上で欠かせない要素ですが、実は褒める側にも素晴らしい影響があります。

子どもを褒めることで、彼らの自尊心やモチベーションが高まり、自己評価を向上させることができます。

さらに、褒めることは子どもとのコミュニケーションを強化し、信頼関係を築く助けとなります。

そして、褒める喜びや善意は、褒める側の心にも幸福感をもたらします。

相手の成長や幸せに貢献することで、自己肯定感や喜びを感じることができるのです。

子どもを褒めることは、彼らの未来を輝かせるだけでなく、私たち自身の心にも充実感をもたらすのです。

褒めることの大切さを忘れず、子どもたちとの関係をより豊かにしましょう。


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