鳥取しゃんしゃん祭は、鳥取市の中心市街地で行われる鳥取最大の行列踊りです。
「一斉傘踊り」は一番の見どころです。
今回は、鳥取しゃんしゃん祭の魅力とアクセス方法、混雑情報を紹介します。
Contents
鳥取しゃんしゃん祭とは
鳥取しゃんしゃん祭は、鳥取市の中心市街地で行われる鳥取最大の行列踊りです。
一番の見どころは、鈴のついた華やかな和傘を持って舞い踊る「一斉傘踊り」です。
4000人を超える踊り手が赤・青・白を基調に、金銀の短冊を飾った「しゃんしゃん傘」をクルクルと回しながら踊り歩く一斉傘踊りは、「世界最大の傘踊り」としてギネス世界記録に認定されたことがあります。
鳥取の商工振興を目的に昭和36年に地元の神社の例祭と併せて誕生した「鳥取祭」に、鳥取県東部の因幡地方に伝わる「因幡の傘踊り」を誰もが踊れるようにアレンジして取り入れたのが始まりです。
もとになった因幡の傘踊りは100個の鈴をつけた長柄の傘を回転させながら振り回す勇壮な傘踊りで、江戸時代末の雨乞い祈願が起源とされ、県の無形民俗文化財に指定されています。
昭和40(1965)年からの「しゃんしゃん祭」という名前は公募によるもので、温泉地である鳥取で「湯がしゃんしゃんと沸く」ことと、「鈴の音がしゃんしゃん鳴る」という意味から名付けられたという。
しゃんしゃん傘とは
竹で組まれた骨組みに和紙を張り、青•赤で塗って、金銀の短冊と約50個の鈴をつけたきらびやかな長傘のこと。
鈴の音は服を招くとされ、しゃんしゃん祭には欠かせない道具です。
もっと気軽に踊れるようにと「すずっこ」というしゃもじのような板に6個の鈴を付けたものもあります。
スケジュール
すずっこ踊り・傘踊り
日時:令和6年8月13日(火)18:00~21:00
場所:風紋広場(鳥取市東品治町)
一斉傘踊り
日時:令和5年8月14日(月)18:30~21:00
場所:中心市街地(若桜街通~片原通り~智頭街道~太平線通り~駅前通り)
第71回市民納涼花火大会
日時:令和6年8月15日(木)20:00~
(小雨決行、荒天時中止。延期日なし。)
会場:千代河原市民スポーツ広場打ち上げ会場及びその周辺
アクセス方法
車で
〇大阪→鳥取 約2時間30分
〇岡山→鳥取 約2時間30分
JRで
〇東京→鳥取 約5時間
〇大阪→鳥取 約2時間30分
〇岡山→鳥取 約1時間50分
飛行機で
〇東京→鳥取 約1時間15分
混雑情報
鳥取しゃんしゃん祭は、昨年は4年ぶりに中心市街地で開催されました。
コロナ禍前の2019年より5千人少なかったようですが、昨年の観客数は延べ21万6千人だったと発表されています。
13日の前夜祭は1万人だったということは、14日だけでもは20万人以上の人出だったことになります。
1日で20万人以上の方が訪れるということは混雑するのは間違いないでしょう。
昨年の花火大会は残念ながら、台風の影響で中止になりましたが、今年は実施されることを願います。
終了時は一斉にお客さんが帰るので、時間に余裕を持って行動してください。
交通規制
(鳥取しゃんしゃん祭公式サイトより引用)
臨時駐車場は、わらべ館(17:00~22:00)となっておりますが、台数に限りがあるので、交通規制区域外で予約しておくのをおすすめします。
まとめ
今回は、鳥取しゃんしゃん祭の魅力とアクセス方法、混雑情報を紹介しました。
昨年に引き続き、今年も中心市街地で開催されるので、大変盛り上がるでしょう。
祭りの賑わいや熱気、人々の笑顔は、心に残る素晴らしい思い出となることでしょう。
鳥取しゃんしゃん祭への訪問をお勧めします。
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