浅草神社の三社祭は、東京を代表するお祭りの一つ。
神輿の荘厳かつ華やかな巡行は、日本の伝統を感じさせます。
このブログでは、三社祭の見どころや開催日、スケジュール、アクセス方法を紹介します。
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三社祭の見どころ
神田祭、山王まつりと並び江戸三大祭りと呼ばれている三社祭は、東京都台東区に位置する浅草神社で開催される江戸の情緒が残る神輿の祭りです。
神輿会で前夜に神霊入れが行われ、初日には田楽芸の「びんざさら」とお囃子屋台などが練り歩く「大行列」が行われます。
続く2日目には、神輿約100基が浅草各町を巡る「町内神輿連合渡御」が行われます。
そして最終日には、浅草神社の本社神輿である「一之宮」「二之宮」「三之宮」が担ぎ出されて、それぞれ西・東・南の3方向に分かれて巡行する「本社神輿各町渡御」が行われます。
これらの神輿は約1トンもある重さがあり、掛け声とともに担ぎ手によって激しく揺れさぶられながら各町を巡り、日没後に神社に戻ります。
浅草神社こと三社権現は浅草寺縁起にある隅田川周辺の古い名前である宮戸川から観音菩薩を引き上げて祀った3人を主祭神としています。
鎌倉時代に船祭りが始まり、船に神輿を乗せて隅田川を渡御したことに由来しています。
以前は浅草寺の観音祭や浅草祭として知られ、本尊が示現した3月18日を中心に行われていましたていましたが、明治5(1872)年からは現在の5月に大行列や神輿渡御が行われるようになりました。
開催日
毎年5月17・18日に近い金~日曜日
スケジュール
5月16日(木) | ||
19:00 | 本社神輿御霊入れの儀 | 本社神輿へ浅草神社の御御霊をお移しする儀式 |
5月17日(金) | ||
13:00 | 大行列(※雨天中止) | お囃子屋台・鳶頭木遣り・ぴんざさら舞・白鷺の舞などが行列をつくって浅草の町を歩く。 |
14:20 | ぴんざさら舞奉納(社殿) | 無形文化財「ぴんざさら舞」の奉納 |
15:00 | ぴんざさら舞奉納(神楽殿) | |
15:30 | 各町神輿御霊入れの儀 | 各町会の神輿へ御御霊をお移しする儀式 |
5月18日(土) | ||
10:00 | 例大祭式典 | |
12:00 | 町内神輿連合渡御 | 浅草氏子44ヶ町の神輿約100基の渡御。浅草寺本堂裏広場に参集した神輿が一基ずつ発進。浅草神社でお祓いを受けた上で、各町会へ渡御。 |
16:00 | 巫女舞奉奏(神楽殿) | |
5月19日(日) | ||
6:30 | 宮出し | 本社神輿三基が、境内より発進※詳細未定 |
宮出し終了後 | 本社神輿各町渡御 | 本社神輿3基が各町会を渡御します。 |
14:00 | 巫女舞奉奏(神楽殿) | |
15:00 | 奉納舞踊(神楽殿) | 東京浅草組合 |
16:00 | 太鼓奉演(境内) | 日本太鼓道場 |
20:00 | 宮入り | |
宮入り後 | 本社神輿御霊返しの儀 | 本社神輿へお移り頂いた御御霊を本殿へお戻しする儀式 |
アクセス方法
浅草神社:東京都台東区浅草2-3-1
〇地下鉄東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩7分
〇地下鉄都営地下鉄浅草線浅草駅から徒歩7分
〇東武線浅草駅から徒歩7分
〇つくばエクスプレス浅草駅から徒歩10分
駐車場
浅草神社の駐車場は、ご祈祷を受けられる方・挙式参列者のみの限定なので、三社祭に来られる方用の駐車場はありません。
近隣の一般有料駐車場をご利用ください。
(警視庁ホームページより引用)
混雑状況
令和5年の人出
19日(金) 80,000人
20日(土)640,000人
21日(日)880,000人
合計 1,600,000人
今年ももちろん混雑すると思われます。
暑くなってくる時期なので、水分補給をしっかりし熱中症対策をしてください。
混雑するので、貴重品の管理や足元にも注意してください。
まとめ
神田祭、山王まつりと並び江戸三大祭りと呼ばれている三社祭は、東京都台東区に位置する浅草神社で開催される江戸の情緒が残る神輿の祭りです。
威勢のよい掛け声をかけながら神輿を担いで練り歩く姿を見るのも楽しみのひとつです。
3日間にわたって行われる様々な神事は東京の伝統と歴史を感じることができるはずです。
ぜひ三社祭に訪れてください。
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