「08007004713/0800-700-4713」からの着信はどこから？対処法と注意点

「0800-700-4713」からの突然の電話に、不安や疑問を感じたことはありませんか？

光熱費の見直しを口実にしたこの番号からの着信は、多くの人が経験している“怪しい勧誘電話”のひとつです。

本記事では、この電話の正体や実際の体験談、そして被害を防ぐための対処法を解説します。

「一度でも出てしまった…」という方も、「これからかかってきたらどうしよう」と不安な方も、ぜひ最後までお読みください。

Contents

1 0800-700-4713からの電話の正体とは？
2 口コミに見る実際の被害とユーザーの声
3 0800-700-4713への正しい対処法
4 フリーダイヤル番号からの迷惑電話の見分け方
5 まとめ

0800-700-4713からの電話の正体とは？

フリーダイヤルの「0800」とはどういう番号？

「0800」から始まる電話番号は、日本国内で使われているフリーダイヤルの一種です。

通話料金は発信者ではなく着信側、つまり電話をかけてきた業者が負担します。

0120と同じく、企業やサービス提供者がよく使う番号ですが、その仕組みを悪用し、営業電話や詐欺まがいの勧誘に使われるケースもあります。

0800番号はKDDIやソフトバンクなど通信事業者を通じて誰でも取得できるため、実態の分からない業者が名乗ることも珍しくありません。

番号から所在地や企業情報を直接把握するのは困難で、何の前触れもなくかかってくると不審に感じる人が多いのも事実です。

特に、電話に出ても名乗らなかったり、話の内容が曖昧な場合には注意が必要です。

フリーダイヤルというだけで安心せず、発信者の身元や話の内容をしっかり確認することが大切です。

「スマートライフ」を名乗る企業って何者？

0800-700-4713の電話は、調査によると「スマートライフ」という名の業者が名乗るケースが多く報告されています。

一般的には「電力料金の見直し」「光熱費が安くなる」といった話を持ちかけてきますが、企業情報や正確なサービス内容については非常に曖昧です。

「スマートライフ」という名前の企業はいくつか存在していますが、0800-700-4713の番号と正式に結びついている法人は特定されていません。

また、営業内容についても蓄電池の販売や電力会社の切替え、さらには住宅の省エネ設備導入など、幅広いテーマを口実にしています。

情報があいまいなまま個人情報を聞き出そうとする場合は、非常に危険です。

本当に信頼できる企業であれば、事前に郵送やWebサイトなどで詳細な案内を行うものです。

突然の電話で勧誘されるようなやり方には、慎重な対応が求められます。

何の目的で電話してくるの？

この電話の目的は「営業」であり、主に個人宅に対して光熱費の削減や電力会社の見直し、太陽光パネルや蓄電池の導入といった話を持ちかけてきます。

最初は「料金が安くなる」と魅力的な提案をしますが、徐々に個人情報や住居状況を聞き出そうとする傾向があります。

典型的な流れとしては、最初に「電力会社からのご案内」などと名乗り、契約している会社や料金について質問してきます。

その後、「お住まいは戸建てですか？」「電気の契約アンペアは何アンペアですか？」などと続き、家庭のエネルギー事情を詳細に探ってきます。

このような聞き取りの目的は、将来的に高額な設備を売り込むための下準備です。

もし「話の内容がよくわからない」と感じたら、それ以上の会話は避け、すぐに電話を切るのが賢明です。

他にもある？類似の迷惑電話番号

0800-700-4713以外にも、同じような手口で営業電話をかけてくるフリーダイヤル番号は多数存在します。

たとえば、0800-300-1111や0120-XXX-XXXXなども、「エコ関連商品」「リフォーム」「電気契約の変更」などを口実に勧誘を行うケースが報告されています。

これらの番号は、同じグループ企業や下請け業者が使用している場合もあり、電話の内容や話し方も非常に似通っています。

「あれ、この前も似たような電話があったな」と思ったら、番号検索サービスや口コミサイトで確認してみることをおすすめします。

迷惑電話対策アプリなどを使えば、自動でスパム判定してくれる機能もあるので、普段から活用することで不安を減らせます。

この電話は詐欺なのか、ただの営業なのか？

0800-700-4713の電話は「詐欺」と断定できるわけではありませんが、「悪質な営業」と言われることが多いのは事実です。

目的はあくまでも商品やサービスの売り込みですが、相手が望んでいないにもかかわらず一方的にかけてきたり、しつこく質問してくる手法は、消費者にとってストレスや不安を与える行為です。

さらに、会話の中で矛盾を感じた場合に電話を切られる、無言になるなど、誠実とは言えない対応が多く報告されています。

このような対応をする時点で、信頼に足る業者とは言えないでしょう。

結論として、「詐欺ではないが、信用できるとは限らない」。

このスタンスで対応するのが最も安全です。

口コミに見る実際の被害とユーザーの声

「突然の電話で不安に…」という体験談

ある日、家にいたAさん（40代・主婦）は突然「0800-700-4713」からの着信を受けました。

電話に出ると、「電力契約についてのご案内です」と名乗る女性の声。

特に心当たりがなかったため不審に思いながらも話を聞いていると、現在の電力会社名や住居の種類、アンペア数といった細かな情報を質問されました。

最初は丁寧な話しぶりだったものの、答えを濁すと急に態度が変わり、「それではご案内できません」と言われ、あっさりと電話を切られたとのことです。

Aさんはその後番号を検索し、同じような被害に遭った人が多数いることを知り、「最初から出なければよかった」と感じたそうです。

このように、相手の反応次第で態度を急変させるというのは、信用できる企業の対応とは言えません。

予備知識なく出てしまうと、不安になる人も少なくありません。

しつこい勧誘と個人情報の聞き出し

Bさん（30代・会社員）のケースでは、「料金が安くなる」と言われて興味を持ったため、少し話を聞いてみることに。

しかし、相手はどんどんと質問を重ね、契約している電力会社の詳細、住所の一部、家族構成、さらには月々の電気使用量まで聞いてきたといいます。

不審に思って「なぜそこまで聞くのですか？」と問い返したところ、「ご案内には必要です」とだけ返され、明確な説明はなし。

Bさんは途中で電話を切りましたが、「このまま答えていたらもっと個人情報を話していたかもしれない」と後悔したそうです。

このように、目的を明確にせず、個人情報を引き出そうとする手口は非常に危険です。

「矛盾を突いたら無言で切られた」という報告

Cさん（50代・自営業）は電話の内容に矛盾を感じたため、「本当に電力会社と提携しているんですか？会社名をもう一度教えてください」と質問したところ、相手は黙り込み、数秒後に無言で電話を切られたそうです。

このような行動は、勧誘内容に自信がない、またはウソをついていた可能性を示唆しています。

まともな企業であれば、質問に対してきちんと説明し、納得してもらう努力をするはずです。

無言で切るという対応は、明らかに不誠実であり、業者としての信用を大きく損なう行為です。

ワン切りで不安をあおる手口とは？

一部の利用者からは、「ワン切りだった」「すぐに切れて、折り返させる意図を感じた」との報告もあります。

このような手口は、電話に出られなかった相手に対し、「何の用だったんだろう？」と不安にさせ、自発的に折り返させようとするものです。

0800番号は発信者に通話料がかかるため、本来ならワン切りの意味はないはずですが、それでもこのような手法が使われていることから、「相手の気を引く」ことが目的になっている可能性があります。

ワン切りのような挙動を見せた場合も、折り返す必要は一切ありません。

SNSや掲示板での口コミまとめ

インターネット上には、0800-700-4713に関する口コミが多数投稿されています。

主に見られる声としては以下のような内容です。

「電気代が安くなると言われたが、途中で話が合わなくなった」
「身元をはっきり名乗らず、曖昧な話ばかり」
「情報を断ったらすぐ切られた」
「一度出たら何度もかかってくるようになった」
「高齢の母にかかってきて心配になった」

このように、多くの人が疑問や不安を感じており、「あの電話って何だったの？」という疑念が広がっているのが実情です。

事前に口コミを調べておくことで、同じような被害を未然に防ぐことができます。

0800-700-4713への正しい対処法

着信時は出ない・折り返さないが原則

0800-700-4713のような不審な番号からの電話は、基本的に「出ない」「折り返さない」が最も安全な対応です。

特に、フリーダイヤルであっても「知らない番号」からの着信には注意が必要です。

仮に出てしまっても、不審に思った時点ですぐに電話を切りましょう。

「大事な連絡かも」と思って出てしまうケースもありますが、信用できない相手とは無理に会話を続ける必要はありません。

折り返すことで、相手に「興味がある」と思われ、何度もかかってくる原因になることもあるので、反応しないのが賢明です。

また、出た後に何も話さず切る「ワン切り」や無言電話の場合は、詐欺や迷惑勧誘の可能性が高いため、今後の着信に備えて対策を講じることが重要です。

スマホや固定電話でのブロック方法

不審な番号からの着信が繰り返される場合は、スマホや固定電話の「着信拒否機能」を活用しましょう。

iPhoneやAndroidには標準で着信ブロック機能があり、通話履歴から該当番号を簡単にブロックすることが可能です。

さらに、「Whoscall」や「Truecaller」のような迷惑電話対策アプリを利用するのもおすすめです。

固定電話の場合は、NTTやケーブルテレビの電話サービスによっては「番号指定着信拒否」機能が付いています。

該当番号を登録することで、次回以降の着信を防ぐことができます。

不安なときの相談先や通報先

不審な電話を受けて不安になった場合は、以下のような相談窓口に連絡することで安心できます。

消費者ホットライン（188）
　全国共通の番号で、地域の消費生活センターにつながります。勧誘や契約に関する相談ができます。
警察の「#9110」相談窓口
　犯罪性が疑われる場合や、個人情報を話してしまった場合は、すぐに警察に相談することをおすすめします。

これらの窓口では、強引な勧誘や詐欺まがいの行為についてアドバイスが受けられますので、決して一人で抱え込まず相談しましょう。

家族や高齢者への情報共有の重要性

このような不審電話は、高齢者や一人暮らしの方が狙われやすい傾向にあります。

特に、電話に出た際に警戒心が薄く、話を信じてしまう可能性があるため、家族間で情報共有することがとても大切です。

たとえば、実家にかかってきた場合は、「最近、こういう電話が多いから出ないようにしよう」と事前に話しておくと安心です。

電話機によっては「通話録音機能」が付いているものもあり、勧誘電話を記録して後で確認できるようにしておくとさらに安全です。

特に高齢の親族にスマホを使っている場合は、ブロック設定や迷惑電話アプリを導入することで被害を未然に防ぐことができます。

今後同様の電話に備えるための対策

今後同じような電話が来たときに慌てないためには、次のような心構えをしておきましょう：

知らない番号には出ない
不審な内容は録音・メモを取る
話の内容が不明瞭な場合はすぐに切る
番号をネットで検索して情報収集する
家族と情報を共有し、共通認識を持つ

迷惑電話や詐欺の手口は年々巧妙化しています。

自分自身が正しい知識を持ち、冷静に対処することで、安心して電話を利用できる環境を整えましょう。

フリーダイヤル番号からの迷惑電話の見分け方

「0800」と「0120」の違いとは？

日本のフリーダイヤル番号には大きく分けて「0120」と「0800」の2種類があります。

どちらも発信者が通話料を負担せずに電話できるサービスで、企業の問い合わせ窓口やサポートセンターなどに利用されています。

「0120」は比較的古くから使われている番号で、大手企業や公共機関が利用していることが多く、安心感があります。

一方「0800」は比較的新しい規格で、中小企業や個人事業者でも取得しやすいのが特徴です。

そのため、0800番号には身元がはっきりしない業者が使っているケースが多く、詐欺や悪質な営業で使われることも珍しくありません。

「0120だから安心」「0800だから怪しい」と一概には言えませんが、0800番号の場合は少し慎重に対応するのが良いでしょう。

怪しい業者の共通するトークスクリプト

悪質な勧誘業者には、よく似た話し方や会話の流れがあります。

以下のような「お決まりのトークスクリプト」に注意しましょう：

「電気料金の見直しでご連絡しました」
「地域の電力供給の変更についてのご案内です」
「〇〇様のご家庭で、月々の支払いが軽くなる可能性がございます」
「無料で診断できますので、少しお時間をください」
「ご不明点があれば後ほど担当者から詳しくご説明します」

これらはあくまで「入口の話」であり、実際には電力会社とは無関係だったり、高額な商品販売が目的であることがほとんどです。

本当に信頼できる企業であれば、最初に明確な社名や担当者名、目的などをしっかり伝えてくれます。

曖昧な言い回しが多かったり、話をはぐらかすような対応がある場合は要注意です。

無料通話の仕組みと悪用される理由

フリーダイヤルの仕組みでは、電話を受ける側（企業や事業者）が通話料を負担する形になっています。

つまり、電話をかけてくる業者にとっては「お金を払ってでも連絡したい」相手ということになります。

この仕組み自体は非常に便利で、正しく使われれば顧客サービスの向上にもつながるのですが、悪質な業者にとっては「相手が電話を取ってくれさえすればチャンス」となります。

また、フリーダイヤル番号は比較的取得しやすく、事業者登録や本人確認が十分でないまま運用されることもあります。

その結果、実体のない業者が番号を取得し、違法ギリギリの勧誘を行う場面が後を絶ちません。

本物の企業との違いを見抜くチェックリスト

本当に信頼できる企業からの連絡かどうかを見分けるには、次のようなチェック項目を使いましょう：

確認項目	本物の企業なら
社名や担当者名を名乗る	はっきりとフルネームで伝えてくる
連絡の目的	最初に明確に説明がある
説明の丁寧さ	質問に対して具体的に答える
情報提供の方法	郵送や公式サイトなどの案内も提示
不安な点に対する対応	落ち着いて丁寧に説明しようとする