津島神社の祭礼である「尾張津島天王祭」は、光り輝く提灯を飾ったや巻藁船、天皇川を演奏しながら漕ぎ渡る車楽舟の巡航などの行事があります。
この記事では、600年近くの歴史があり、日本三大川祭りのひとつである「尾張津島天王祭」を紹介します。
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尾張津島天王祭とは
津島神社は、日本の代表的な厄災除けや疫病退散の神様を祀っています。
「天王祭」として知られるこの祭りは、津島神社の祭礼として600年近くの歴史があり、牛頭天王への信仰に基づいて始まりました。
主な行事は7月の第4土曜日に行われる「宵祭」とその翌日の「朝祭」です。
宵祭では、365個(実際は約500個)の提灯をドーム状に飾った巻藁船が巡行します。
朝祭では、能楽の演目をかたどった置物(能人形)を飾った車楽舟が6艘、天王川を漕ぎ渡ります。
さらに、朝祭の翌日の深夜には「神葭流し」という神事が行われます。
これは、宵祭の3日前に神殿の「神葭」を新しいものと交換し、古い神葭を天王川に流します。
この神事は、津島神社独自の厄払いの行事とされています。
津島神社の宵祭と朝祭は、「尾張津島天王祭の車楽舟行事」として国の重要な無形民俗文化財に指定され、さらにユネスコ無形文化遺産である「山・鉾・屋台行事」のひとつとして認定されています。
日程
毎年7月第4土曜日とその翌日
令和5年は宵祭が7月22日(土)、朝祭が7月23日(日)
開催場所
〇津島神社:津島市神明町1
〇天王川公園:津島市宮川町1
アクセス方法
〇電車:名鉄「津島」駅下車、徒歩約15分
〇車:東名阪自動車道「弥富IC」から約15分、東海北陸自動車道「一宮稲沢北IC」から約30分
まとめ
津島神社は、日本を代表する厄除けや疫病退散の神様を祀っています。
「尾張津島天王祭」は 毎年7月の第4土曜日に行われる「宵祭」とその翌日の「朝祭」が主要な行事です。
この祭りは国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産としても認定されています。
津島神社の祭りは、伝統と神聖な儀式が注目され、日本の文化を称える大切なイベントです。
ぜひ、愛知県津島市に訪れて、この貴重な体験を楽しんでください。
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