最近、「0800」や「0120」などのフリーダイヤルからの着信が増えていませんか?
特に「0800-500-9853」からの電話がしつこい、怪しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、この番号の正体や実際の被害事例、さらには迷惑電話への対処法まで、わかりやすく徹底解説します!
今後同じような電話に悩まされないためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
Contents
0800-500-9853って誰からの電話?どんな内容?
0800番号とは?まずは仕組みを知ろう
0800から始まる電話番号は、「フリーダイヤル」と呼ばれるもので、通話料金が発信者ではなく着信側に課金される仕組みです。
つまり、こちらが電話をかけても無料で通話ができるというわけですね。
主に企業のカスタマーサポートや問い合わせ窓口などで利用されており、正規の企業が使用することもあれば、詐欺業者が信頼性を装うために使うケースも増えています。
この「0800-500-9853」も一見すると、企業の問い合わせ先のように見えるかもしれません。
しかし、着信内容や利用者の口コミを見ると、注意が必要な電話であることが分かります。
最近では、電力会社を名乗って「電気料金の見直しアンケート」などと称し、自動音声で情報を引き出そうとするパターンが確認されています。
こうした電話の多くは、個人情報の収集や営業電話、場合によっては詐欺につながる可能性もあるため、警戒が必要です。
実際にあった着信内容を紹介
実際に「0800-500-9853」から着信があった人たちの報告を見てみましょう。
よくあるパターンとしては、以下のような内容が挙げられています。
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「電気料金に関する簡単なアンケートにご協力ください」といった自動音声
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個人情報を入力するよう誘導される内容
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電力会社や関連会社を名乗るケースが多い
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電話に出るとすぐに切れる「ワン切り」
こうした電話は、一見無害なアンケートに見えても、個人情報を聞き出す目的であることが多く、後々営業電話や詐欺の連絡が来るリスクもあるため注意が必要です。
SNSや掲示板での口コミ・体験談まとめ
SNSや電話番号検索サイトでは、多くのユーザーが「0800-500-9853」からの着信について投稿しています。
X(旧Twitter)では、「またこの番号からかかってきた」「何度も同じ内容で迷惑」といった声が多数。
電話帳ナビやjpnumberなどの口コミサイトでは、評価が「迷惑電話」や「詐欺の可能性あり」とされており、悪評が目立ちます。
また、「夜遅くにかかってきた」「留守電に無言で録音されていた」など、不快に感じたという報告も多く見られます。
こうした生の声は、同じような被害に遭わないための大きな手がかりになります。
電力会社を名乗る理由とは?
詐欺電話や営業電話の中でよく使われるのが「電力会社」の名前です。
これは、多くの人が普段から関わりのある企業であり、信頼されやすいため。
しかも、「料金が安くなる」「見直しでお得になる」というフレーズは、多くの人の関心を引きやすく、話を聞いてしまうきっかけになりやすいのです。
しかし、実際には電力会社を名乗っているだけで、全く関係のない業者であることがほとんど。
公式の連絡であれば、通知付きの書面や正規の窓口番号からの連絡がありますので、電話だけで判断しないことが大切です。
なぜこの番号が迷惑電話とされているのか?
「0800-500-9853」が迷惑電話とされる理由は、やはり一方的な自動音声による着信が多く、内容もはっきりしないことが挙げられます。
また、何度も繰り返し着信があり、出てもすぐに切れる、あるいは営業トークにつながるなど、受け手にとって不利益になるケースが多いのです。
さらに、信頼性のある企業であれば、電話以外にもメールや公式サイトでの通知があります。
こうした手順を踏まずにいきなり電話をかけてくるのは、不審な業者である可能性が高いと言えます。
詐欺電話の可能性も?不審な電話への正しい対応法
知らない番号にはどう対応すべきか?
まず大切なのは、「知らない番号からの電話には出ない」という習慣を身につけることです。
特に0800や050、0120などの番号は、企業や営業電話で使われやすく、詐欺に使われることも少なくありません。
知らない番号に出てしまった場合も、すぐに個人情報を話したりせず、相手の会社名や目的をはっきりと尋ねましょう。
不明瞭な受け答えや、急かすような話し方の場合は、即座に電話を切る判断も必要です。
次に、着信した番号をネットで検索して、他の人の口コミや被害情報をチェックするのも有効です。
例えば「0800-500-9853 被害」などと検索すれば、すぐに注意喚起の情報が見つかります。
自動音声の場合は特に注意!
最近の迷惑電話の特徴のひとつが「自動音声」を使った電話です。
「この電話は電気料金についての簡単なアンケートです」などと流れ、ボタン操作を促されたり、Yes/Noの回答を誘導されるケースが多いです。
これだけなら無害に思えるかもしれませんが、実際はそこから先が危険です。
例えば、「はい」と言った音声を録音し、その音声を別の契約の同意に使われてしまう詐欺も存在します。
また、操作ミスで不要なサービスに申し込んでしまうケースもあり、自動音声だからと油断は禁物です。
電話でのやりとりでは、本人確認があっても安易に信じないことが肝心です。
「自動音声=安全」ではなく、「自動音声=無視していい」くらいの認識でちょうどいいのです。
特に心当たりがない場合や、音声の内容が不明瞭なときはすぐに切ることをおすすめします。
「アンケート形式」の詐欺の手口
一見、無害に見える「簡単なアンケート」にも、危険が潜んでいます。
たとえば、「電気料金についてお聞きします」「今どこの電力会社を使っていますか?」といった質問に答えることで、以下のような情報が相手に渡ってしまう可能性があります。
質問内容 | 相手に渡る情報 |
---|---|
使っている電力会社 | 契約中のサービス |
家族構成(1人暮らしかどうか等) | 在宅状況や防犯情報 |
毎月の電気代 | 経済状況・収入の目安 |
このように、何気ないやり取りの中で、個人を特定できる情報が少しずつ抜き取られていきます。
特に、アンケートに答えたあとに営業電話がかかってくる流れは非常に多く、気づかないうちに営業リストに登録されてしまうことも。
もし「アンケートにご協力ください」と言われても、即答せず、「今は答えられません」と切る勇気も必要です。
個人情報を聞かれた時のNG対応とは?
電話でのやり取り中に、氏名や住所、家族構成などの個人情報を聞かれたとき、つい自然に答えてしまうことがあります。
しかし、それは大きなリスクです。実際にあったケースでは、ちょっとした質問に答えただけで、後日まったく別の業者から営業電話がかかってくるようになった、という例も少なくありません。
特に注意すべきなのは、以下のような聞き方をされた場合です。
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「ご本人様確認のためにフルネームをお願いします」
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「〇〇市にお住まいですよね?」
-
「ご家族は何人ですか?」
これらは、あたかも知っている風に聞くことで、受け手がつい肯定してしまう心理を狙った手口です。
「はい」と言ってしまうと、それが承認と受け取られ、後々トラブルにつながることがあります。
知らない相手に個人情報は絶対に話さないようにしましょう。
着信履歴がある場合の対処法
「知らない番号から着信があって、出なかった…」そんな経験、誰でもありますよね。
そのとき、慌てて折り返し電話をするのは危険です。
詐欺や営業電話の可能性がある場合、折り返し電話をしたことで、「この番号は使われている」と判断され、さらなる迷惑電話が増えることもあります。
まずは、ネットでその番号を検索してみましょう。「0800-500-9853」のように番号をそのまま打ち込めば、口コミサイトやSNSでの情報がすぐに出てきます。
それを確認したうえで、本当に必要な電話かどうか判断するのが安全です。
また、もし心配であれば、家族や信頼できる人に相談するのも一つの手です。
一人で抱え込まず、みんなで情報共有することが、被害を防ぐ一番の方法です。
着信拒否の設定方法まとめ
iPhoneとAndroidでの設定方法
迷惑電話にうんざりしているなら、スマートフォンでの着信拒否設定をしておきましょう。
iPhoneでもAndroidでも簡単に設定ができます。
iPhoneの場合
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着信履歴を開く
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対象の番号の「i」マークをタップ
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「この発信者を着信拒否」を選択
Androidの場合(機種により異なるが一般的な流れ)
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通話アプリを開く
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対象の番号を長押しまたは詳細表示
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「ブロック」または「着信拒否に追加」を選ぶ
この設定をすることで、以降その番号からの着信は自動でブロックされます。
心理的にも安心感が生まれ、無駄なストレスから解放されます。
通信キャリアによるブロック方法
大手通信キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)は、迷惑電話ブロックサービスを提供しています。
NTTドコモの「迷惑電話ストップサービス」
料金:無料
迷惑電話を自動で識別・ブロック
申し込み方法:dメニューから「迷惑電話ストップサービス」を有効に
auの「迷惑電話撃退サービス」
料金:月額110円
着信時に「迷惑電話」と判定された場合に警告を表示
契約プランによっては無料提供
ソフトバンクの「迷惑電話ブロック」
料金:月額330円
迷惑電話の発着信時に警告画面を表示し、危険であることをお知らせします
申し込み方法:My SoftBankからサービスを有効に
アプリでブロックする方法
迷惑電話を効率的にブロックしたいなら、専用アプリの利用もおすすめです。
以下は代表的なアプリとその特徴です。
アプリ名 | 特徴 |
---|---|
Whoscall | 世界中のデータベースから迷惑番号を特定 |
電話帳ナビ | 国内ユーザーの口コミを元にリアルタイム警告 |
Truecaller | 海外利用者も多く、スパム判定精度が高い |
これらのアプリは、番号の発信元を自動で判定してくれたり、危険度を表示してくれる機能があり、知らない番号からの電話に出る前に確認できるのでとても便利です。
特にWhoscallや電話帳ナビは日本語対応で使いやすいため、初めて使う方にもおすすめです。
実際に迷惑電話を受けた人の声
X(旧Twitter)でのリアルな口コミ
SNSでは「また0800-500-9853から着信が…」といった投稿が頻繁に見られます。
中には、何度もかかってきてストレスを感じているという声も。
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「この番号しつこすぎる」
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「電力会社のふりをして個人情報聞いてくる」
-
「詐欺電話かも?警戒した方がいい」
リアルタイムでユーザーの声を確認できるのがSNSの強みです。
同じような被害に遭っている人が多ければ、信ぴょう性も高く、対応を決める判断材料になります。
電話帳ナビなどの口コミを紹介
「電話帳ナビ」「jpnumber」などのサイトでは、ユーザーからの詳細な口コミが多数寄せられています。
口コミの多くは以下のような内容です。
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「しつこくかけてくる」
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「夜にかかってくるので迷惑」
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「正体不明、自動音声だけで終わる」
こうした情報が集まることで、番号の信頼性を可視化できます。
電話があった際は、まず口コミサイトで調べてみると安心です。
怒りや不安の声が多数!
電話がかかってくるたびに、何かあったのかと不安になるのが人情ですよね。
口コミの中には「高齢の親が出てしまって心配」「子どもが出てしまった」などの声もあり、家庭内での影響も大きいです。
こうした声が広がることで、迷惑電話の抑止につながる場合もあるため、被害を受けた際は口コミを書いて警告するのも効果的です。
なぜ放置され続けるのか?原因を分析
このような迷惑番号が放置されているのには、いくつか理由があります。
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発信元が頻繁に変わる
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正体が不明で特定が難しい
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海外経由で発信されている場合もある
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通信事業者の対応が追いついていない
こうした理由で、完全に迷惑電話をゼロにするのは難しい状況です。
そのため、私たち自身が「防御策」を持つことが重要なのです。
こういう電話を放置するとどうなる?
迷惑電話を放置していると、同じ番号から何度もかかってくる可能性があります。
特に、一度でも出てしまった場合、「この番号は有効」と判断されて、別の業者からの電話も増えるリスクがあります。
そのため、1度でも「怪しい」と思ったら、着信拒否・ブロック設定を行うことが最善策です。
知らない番号には出ない習慣を!安心して過ごすための5つの習慣
見慣れない番号は検索するクセをつけよう
スマホに知らない番号が表示されたら、すぐにネットで検索する癖をつけましょう。
少しの手間で大きなトラブルを防げます。「〇〇 番号」で調べるだけで、口コミや注意情報が見つかるはずです。
子どもや高齢者にも情報共有を
スマホの操作に慣れていない高齢者や、判断が難しいお子さんにも「知らない番号には出ないように」と共有しましょう。
必要なら、番号ブロックの設定も一緒にしてあげると安心です。
必要なら警察や消費者センターに相談を
しつこい迷惑電話が続く、個人情報を話してしまったかもしれない…。
そんなときは、すぐに警察のサイバー犯罪対策課や消費生活センターに相談を。事前に対応策も教えてもらえます。
電話番号確認アプリを活用しよう
先述の通り、電話番号をリアルタイムで判定してくれるアプリは非常に便利です。
無料で始められるものも多く、スマホに入れておくだけで安心度が違います。
迷惑電話対策グッズも検討してみよう
家庭用電話でも使える「着信拒否機能付き電話機」など、便利なアイテムが多数販売されています。
特に高齢者のいる家庭にはおすすめです。電話が鳴っても自動で拒否できるので、精神的な負担も減ります。
まとめ
「0800-500-9853」からの着信は、多くの人が「迷惑電話」と認識しています。
実際に電力会社を名乗る自動音声や、個人情報を引き出そうとする内容が報告されており、注意が必要です。
知らない番号には出ない、検索して確認する、必要なら着信拒否やアプリを活用する――こうした行動が、自分や家族を守る第一歩です。
トラブルを未然に防ぐためにも、正しい知識と対応策を身につけておきましょう。
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